「…またうるさいって言われた」
梅雨入り前、空模様が怪しくなってきた5月の平日。
今日は外に乗りに行けない。
ならば…とローラー台でZwift起動。
よし、ログイン完了。
バーチャルの中ではレースが始まっている。
さあ、こっちも脚を回していくぞ!
──と、意気込んだ5分後。
「…その音、今やる?って感じなんだけど。」
また家族からブーイングが飛んできた。
◆ でもさ、こっちは必死なんだよ
確かに、3本ローラーや固定ローラーって音も振動もまあまあ出る。
特にZwiftでイベントに参加すると、ついついテンションも上がってケイデンスも上がる。
(=振動も増える)
でも乗ってるこっちは真剣なんだよな…。
雨で乗れない日も、体力を落としたくない
仕事終わりに汗をかくと、なんか気持ちが整う
この時間が一番、自分に戻れる気がする
…という、真剣な気持ちはなかなか伝わらない。
◆ やめるか?いや、ちょっと待って
「やる時間、ちょっと考えてよ」
「扇風機回してても息がこっちまで届くんだけど」
「なぜその音が夜9時に鳴ってるのか説明して?」
──そんなツッコミに、一瞬やめようかとも思った。
でも、やっぱりZwiftってやめられない。
なぜなら、“外を走れない日でも、気持ちを保たせてくれる”から。
◆ 対策、やってます。地味に努力してます。
ぼくだって無神経に回してるわけじゃない。
ローラー下に防音マットを3枚重ね
窓を閉めて、扇風機の風は家族と反対方向へ
イヤホン装着でイベント実況も漏れないように
トレーニングは夜8時前までに終了(できれば)
少しずつ、**“家族に怒られないZwift環境”**を整えてる。
…とはいえ、完璧には程遠い。
◆ それでもやる理由:ちょっとの達成感
10kmでも、30分でも、
ローラーを終えた後は「ああ、今日もちゃんと乗ったな」って思える。
それって、日々に追われている中では貴重な感覚だと思う。
画面の中ではどこまでも走れる。
どこにも行ってないのに、なぜかちょっと旅をした気分になれる。
◆ まとめ:今日も静かに、でもしっかり回します
Zwiftをやってるサイクリストへ。
そして、家の中にその“音”が聞こえてくるご家族の皆さんへ。
僕たち、努力はしてます。たぶん。
うるさいかもしれないけど、すごく健全に汗かいてるだけなんです。
今夜も静かに、でもしっかり回していきます。
もし怒られても、また工夫して続けていくつもりです。