春から初夏にかけてのこの時期、日中は暖かく、夜は少し肌寒い。
そんなときに最高なのが──焚き火。
パチパチと薪が燃える音。
ゆらゆらと揺れる炎を眺めているだけで、時間がゆっくり流れていく。
スマホを置いて、ただ“火”と向き合うだけの時間が、日々の疲れをリセットしてくれる。
でも、「やってみたいけど、難しそう…」「何を揃えたらいいかわからない」
そんな焚き火初心者の方に向けて、今回は**“失敗しない3つの道具”**をご紹介します。
1. 【焚き火台】ロゴス「ピラミッドTAKIBI」
おすすめは、ロゴスの「ピラミッドTAKIBI」シリーズ。
その名のとおりピラミッド型のデザインで、組み立てが簡単・燃焼効率が抜群・安定感も◎。
特に初心者に嬉しいのは、「火がつきやすい」こと。
空気の通り道が確保されていて、薪がしっかり燃えてくれる。
さらに焼き網もセットできるので、焚き火と一緒に簡単な調理も楽しめるのが魅力です。
折りたたむとコンパクトになるので、収納や持ち運びにも困りません。
おすすめポイント:
工具不要で簡単設営
燃えやすい構造で失敗しにくい
バーベキューにも使える2WAY仕様
2. 【火ばさみ】ユニフレーム「焚き火トング 400」
焚き火で意外と大切なのが、「火ばさみ(トング)」。
手で薪を動かすわけにはいかないし、火の中の炭や木の配置を変えると燃え方が全然違います。
おすすめは、ユニフレームの「焚き火トング 400」。
軽くて丈夫、先端が細かく加工されていて、細い薪でもしっかりつかめるのがポイント。
長さもちょうどよく、焚き火の熱から手を守りつつ、自在に薪を動かせます。
安価なトングとは握りやすさと操作性が全然違うので、最初に買うならこれ一択。
おすすめポイント:
長くて安心、だけど操作しやすい
軽くて疲れない
細かい動きがしやすい設計
3. 【着火アイテム】ファイヤースターター+麻ひも
初心者が一番つまずきやすいのが「火がつかない問題」。
新聞紙やガスライターでどうにかしようとしても、風や湿気があると苦戦しがちです。
そこで使ってほしいのが、ファイヤースターター(マグネシウム式の火打ち石)+麻ひも。
火花を飛ばすだけでなく、麻ひもをほどいて着火剤にすることで、着火率が劇的にアップします。
「え、そんなに簡単に火がつくの?」と思うかもしれませんが、
ちょっと練習すれば誰でも火を起こせるようになります。
なにより“火を育てる感覚”が味わえるのが、焚き火の醍醐味でもあります。
おすすめポイント:
自然派キャンプにぴったり
着火の仕組みを理解しながら楽しめる
麻ひもは安価で複数回使えるコスパ良し
【ちょっと補足】燃やすのは「薪」だけにしよう
よくあるのが、「段ボールや古い木材を持ち込んで燃やす」パターン。
でも、これって煙が多かったり、有害な成分が出たりする可能性があるのでNG。
キャンプ場では、「市販の広葉樹の薪」がおすすめです。
長持ちして煙も少なく、燃え方もきれい。
ホームセンターやアウトドアショップで手軽に手に入ります。
まとめ:焚き火は、癒しの“時間投資”
焚き火は、難しくない。
道具をちゃんと選べば、初心者でも失敗せず、楽しさだけを味わえる。
そして、火を囲んでゆっくりと過ごす時間は、忙しい日常の中でなかなか得られない、特別な体験になる。
ゴールデンウィークに間に合わなくても、これから夏キャンプ、秋の夜長まで焚き火はずっと楽しめる。
まずは今回ご紹介した3つの道具を揃えて、「はじめての焚き火時間」を楽しんでみてください。