ゴールデンウィーク──。
毎年どこかへ出かけたい気持ちもあるけれど、
最近は「人混みもお金もすごいし、どうしようかな…」と悩むことが多い。
そんな中で思いついたのが、庭キャンプだった。
結果から言うと、大正解。
外出費用を節約できるだけじゃなく、心からリフレッシュできる最高の休日になった。
出かけない選択も、立派な“楽しみ方”だった
世間では「どこへ行った?」「何をした?」と、イベント感を競い合うような雰囲気もある。
でも、ゴールデンウィークに無理して人混みに飛び込むよりも、
身近な場所で、ゆったりとした時間を楽しむほうが、心に残るんじゃないかと思った。
それに、出費も大きなポイント。
交通費、高速料金、宿泊代、食事代…。
普通に一泊二日旅行に行こうものなら、あっという間に数万円が飛んでいく。
それならその分、今ある環境で、今できる楽しみを全力で味わおう。
そう思って、庭にバーナーとテーブルを出した。
庭キャンプの準備は、思った以上に簡単だった
準備と言っても大げさなものではない。
折りたたみテーブルとチェア
小さなバーナー
ホットサンドメーカー
お気に入りのマグカップとドリップコーヒーセット
これだけで十分。
外にテーブルを出して、バーナーで簡単な料理を作るだけで、**“外ごはん感”**がぐっと高まる。
テントや寝袋を出す必要もない。
あくまでも「普段の庭」を、ちょっとだけ特別な空間に変えるだけ。
ホットサンドとコーヒーで味わう“最高のごちそう”
この日のランチは、ホットサンドメーカーで作るシンプルなホットサンド。
チーズとハム、ちょっとだけ贅沢にトマトも挟んで焼く。
バターの香りが庭に広がり、ジュウジュウと焼ける音に、自然と笑顔がこぼれる。
焼きたてのホットサンドは、驚くほどカリカリで、トマトの酸味とチーズのコクが最高に合う。
そして、食後にはドリップコーヒー。
ゆっくりとお湯を注ぎながら、立ち上る香りを楽しむ。
家のすぐそばなのに、まるで小さなキャンプ場にいるような気分になった。
庭だからこそ味わえる、自由な時間
自然の中と言っても、ここは自宅の庭。
トイレも、飲み物も、道具もすぐそこにある。
足りないものがあればすぐに取りに行けるし、疲れたら家に戻ればいい。
誰にも気を遣わず、好きなタイミングで食べて、飲んで、横になって。
スマホを見ずに、ただ雲を眺めたり、草の香りを感じたり。
何もしない時間が、こんなにも贅沢だったんだと改めて思った。
節約以上に得たものがあった
ゴールデンウィークに庭キャンプ。
最初は「ちょっと地味かな?」と思ったけれど、実際にやってみたら、全然違った。
お金をかけずに、心からリフレッシュできた。
それだけじゃない。
家族やパートナーと一緒に、ゆったりとした時間を共有できたこと。
自然に会話が生まれて、笑顔が増えたこと。
きっとこれ以上の贅沢はない。
まとめ:庭があれば、どこでも最高のキャンプ場
ゴールデンウィークだからといって、遠くに行かなきゃいけないわけじゃない。
庭があれば、ちょっとの工夫と少しの道具で、最高の休日を作ることができる。
節約できる
混雑知らず
思い立ったらすぐできる
自分たちだけの特別な時間が持てる
こんなにいいことづくめなら、来年もまた庭キャンプにしようかな。
そんなことを思いながら、夕方の柔らかい光の中で、もう一杯コーヒーを淹れた。